2015/01/19

サドルを引くためのシートポスト

やまめ乗り(おじぎ乗り)で、より楽にスピードを出すにはサドルを後方へ引いてセッティングしていた方が、良い乗り心地になります。
サドルの選定方法は、バイブル「自転車の教科書」に書いてあるのですが、ひとつ困った事が起きました。

私の自転車のシート角は74-75度程度。目一杯にサドルを引いてセッティングしても、引き量が足りません。
(シート角が1度変わると、サドルポジションはおよそ1cmほど前後します)

自転車を購入し、乗って、勉強して気付いた事ですので、致し方ない。
ここはパーツで何とかします。

必要なのは、サドルとフレームを繋ぐシートポストという部品です。
候補はこの3つ。


選定にあたり、シートポストの直径を調べます。私の自転車は27.2mmでした。
そこから、この3つの製品が該当していました(もう時代遅れ気味の規格?)。
LOOKのエルゴポストというのもありましたが、現行品は無いため諦めます。

物は、左からこの製品となります。

在庫があったtiogaを購入しました。
どこにもセットバック寸法の記載はありませんでしたが、30mmくらいかと。

そして、フレームを設計するにあたりなのですが、まず始めに、そもそも、セットバックポストを使わないジオメトリは可能なのかということです。
29erジオメトリ比較表では、シート角が寝ている自転車はいくらでもあるためです。

ただし、シート角が寝るという事は、チェーンステイが伸びる可能性があり、従って、自転車の中心が変わります。

今のところは、シートポスト径とセットバックできるシートポストを把握しておきつつ、自分にベストなセッティングを割り出し、採寸するというのがベストかなと捉えておきましょう。

<追記 2015.3>
国内は29er関連製品の流通が少なくなってきているため、もっぱら海外通販が増えて来ました。
そんなわけでwiggleに慣れておくのも必要かという状況になってきています。
7000円くらい購入すれば送料無料で、今の所、4日くらいで届いてます。


<2016.2.5追記>
直径27.2mmシートポストですが、その後いろいろと知りまして、一覧表にしました!




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