2014/12/23

リジッドフォーク化による乗り味変化の原因

リジッドフォークにしたことで、あまり前に加重しなくても進むような気がする、、と書いたのですが、図面にして比較してみました。

左がノーマル状態。右がフォーク変更後です。

今までよりも加重を前に入れなくても進むという事は、フォークの変更によって自転車の中心が下がったということか、もしくはサドルが前に出てきたということ。
図面上では、2mmほど中心寸法が動いており、シート角も1度変わっています。
1度変わるとサドルの位置はおよそ1cm前後します。

つまり、中心は2mm手前に、サドルは1cm前に。
合計12mmほど中心とお尻の距離が縮まったという訳です。
サドルのセッティングを12mm動かすと、まったく変わりますもんね。

ですので、今回の乗り味の変化は、中心が変わった(2mm)、、というよりは、シート角が変わったことが一番大きな要因だったということです。


で、物は試しに思いつきで作図をしてみます。
fig.1はフロントセンターを極端に長くしました。
自転車の中心は前へ。思いっきり加重を入れてやらないと進まなそうですが、1時のペダルから中心までの距離は長く、1コギで思いっきり加速しそうです。
というか、トライアルバイクみたいなジオメトリ?

fig.2はチェーンステイを短くしました。フロントセンターはそのままです。
ホイールベースが少し短くなり、自転車の中心も少し前へ。
1時のペダルから中心までの距離も伸びました。
何か、ほどよく乗りやすそうな気がします。

こんな感じで、このあたりの寸法関係は一旦纏めておいて、そのほかの部分を検証していきましょう~


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