2014/12/25

29erの輪行袋を考える。コクーン?

マウンテンバイクは冬に乗るのが楽しいのです。
虫が居なくなって(特に蜘蛛の巣と蚊)、森の中は暖かいためです。

さておき、都内にはそんな森は無いため、輪行袋に自転車を詰めて山へ移動します。
悩みの種は29erという自転車はとても大きいということ。

色々と考えて、コクーンポーチ 29er用というものを使っています。
先に、1点だけ。この商品写真のようにサドル等の、自転車の一部が飛び出している収納方法はアウトです。

仕舞う時は、サドルを下げるか外す。また、ペダルも外してしまいましょう。
袋から飛び出ないようにするほか、無駄な出っ張りを無くすためです。

輪行袋には、縦型、横型、コクーン型の3つがあり、縦・横は前後の車輪を外して収納します。コクーンは前輪だけでよいので、各寸法をプロットするとこちらのようになります。
左側3つが、それぞれの袋を普通に使った寸法です。
コクーンは3辺の合計寸法が250cmを超えてしまうためアウト。
そこで、右の3つは、さらにハンドルを外して収納した場合の寸法を並べました。

自転車をなるべくコンパクトにするためには手間を惜しむ訳にはいかないという条件のもと、右の3つを並べます。
ここからは、個人の見解が分かれるところだと思うのですが、私はコクーンを使うときは縦置きにします。もちろん倒れないように、手すりや自分の体に縛り付けて固定が必要です。

安全対策に100%完璧というものは無いとは分かっていつつも、コクーンは子供の高さに柔らかいタイヤが並びます。
こんな感じで立ってのる状態を想定しています。

--------壁
 -----自転車
  ○自分

自転車の堅い部分が並ぶ、自転車の側面には自分が立ち、反対側は壁という状態です。

縦・横置きは寸法こそ小さいものの、フォークの先端やチェーンリング、コラムといった堅い部分が子供の高さに来てしまいます。
(使ってる方を批判してるわけではありません)
職業病で、子供の目の高さには尖ったものを設計してはならないというのが染み付いているため安心できないのです。

ただ、コクーンの欠点は、ハンドルを外すととても持ちにくいということ。
そこで、ストラップを緑線で書き入れた図がこちら。
こんな風に使うと安定して持ち運びができます。ストラップをそのまま固定用に使えますし、人ごみに遭遇したら、ササッと隅へ移動できると。
でも、身長がもう少し低いと、この持ち方は大変かもしれません、、。

と、こんな感じなのですが、コクーンを使っているとそれだけで絡んでくる人もいて、その時はこんな話をしているのでした~。
電車に乗車中は空いてないと座れないのが欠点ですが、悪くないと思うんだけどなあ~

余談
CYCLE SPORTS (サイクルスポーツ) 2014年 09月号では、輪行についての別冊付録もありおすすめですよ~

追記
ハンドルを外し、シートポストも外すとミニベロ用コクーンに入ってしまいました。
29er用コクーンとくらべて300gほど軽量なため、こちらを使い始めています。
(安い方が軽くてコンパクトなのだから、こちらを使わない手はない!)


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