2019/03/22

ロジクール M570をベアリング化改造する

肩こりに圧倒的に良いトラックボール。
マウスから乗り換えてちょうど1年が経ちました。

初号機として購入したM570はいまだに快調。
マウスだと買い替えていた時期なのに、耐久性も良いですね。
しかも、CAD作業の悩みの種だった肩こりは無くなりました。
というか、値上がりしてたのね。

しかし、当初から気になっていた事。それは、毎日掃除が必要ということ。
ボールを外して汚れを拭うだけですが、ちょっと面倒。
これをしないと、動きが渋いのです。

もう一つ、動き出しの動作がマウスに劣る事。
これは、「M570 ベアリング」などで検索すると出てくる改造を施さない限りはなんともできません。

今回、より簡単なベアリング化の方法を思いつき実行しましたので、そのあたりを書いておきます。




■材料
ベアリング(外形4mm内径1.5mm)を3個
ベアリング固定用のシャフト(直径1mmくらい)を3本

■道具
直径4mmのドリル
直径2mmのドリル
接着剤

他の方々と違うのは、小径のベアリングを用いている点です。
そのため、本体への加工と接着が楽にでき、ベース側を削る必要がありません。
動きは改めて後述しますが、上々の結果でした。

接着剤については、後述のシャフト取り付け部の加工が貫通しない事から、ゴム系のもので十分です。
入手性からスーパーXをチョイス

■作業工程
1、分解
2、セラミックボールを取り外す(3か所)
3、セラミックボールを取り外した穴を中心にして、4mmドリルで穴あけ(3か所)
4、その隣に2mmのドリルでシャフトをはめ込む穴を掘る
ベアリングの径が小さいため、シャフトをはめ込む部分は溝で良いです。
深さ1mmくらい。
 ちなみにシャフトは虫ピンを切って使いました。

5、接着
接着剤が他の部分につかないように、テープを貼っています


三カ所取り付け完了。反対側のはみ出し具合を確認。
ほとんどはみ出していません。
6、組み立て

ベース側に干渉することなく組み立てられました。
無加工!
7、完成!

■結果
動き出しの重い感じがなくなり、スッスッ!と動くようになりました。
長い距離を動かすときは変わりません。
また、清掃性についても改善。多少汚れていても、性能が維持されます。

というわけで、お勧め改造ですよ~

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