2018/12/05

ボロボロの革靴を復活させよう!

trippen(トリッペン)というドイツのメーカーの靴が大好きでして、履き続けてかれこれ15年。
人生で始めて購入した革靴ですが、まだまだ現役で使っております。

さて、先日、メルカリでトリッペンのレースアップブーツを発見。
定価だと5万円は超えるようなクラスのモデル、、、ずっと欲しかった憧れのレースアップ、、

問題は状態ですが、コバはボロボロ、しかし革そのものはゴワゴワっぽいですが割れは生じてなさそう、、。値段はなんと送料込みで1000円を切る。
物は試しと購入してみました。
臭くありませんように(ー人ー)

さて、革靴のメンテナンスにはいろいろと道具が必要です。
ざっとこの辺りがあればバッチリですので、靴が届くまでにそろえておくことに。
道具としては大きく2種類に分けられます。

■革靴のベースを整える
靴のコバを新品同様に直す道具のコバコートスリッカー

ゴワゴワカピカピになってしまった革を復活させるミンクオイル(普段は使いません)


ミンクオイルで復活させたら色味を付けつつ栄養を与える靴クリーム(日常メンテはこちら)
いろんなメーカーからいろんなものが発売されています。
私は15年前にお店の人に勧められ、結局15年を経っても靴がしっかりしているのでこのクリームが良いのだろうと思っています。プラシーボかもしれませんが個人的には安心感。
色も多数ありまして、変色させつつ育てていくのも面白いですよ(つま先は黒っぽくとか)


あとは以上のクリームを塗ったり、汚れ取りだったり、磨き用のブラシです。
最低本数はこちら。
 汚れとり用に大きいやつ1本。
 ミンクオイル用に小さいやつ1本。
 靴クリーム用に小さいやつ1本。
 磨き用に大きいやつ1本
合計で、大2本小2本であります。毛の色が薄いほうが汚れが解っていいかもしれませんが、お好みで。

靴底の補修にはシューグーを。
いくつか種類がありまして、黒い靴底ならば黒色を、それ以外ならナチュラル(透明)で良いかと。





ではでは、そうこうしているうちに届いた靴を見てみます。
臭いは、、、無い!!(歓喜)
革については外側も内側も致命的な割れはありませんが、予想通りカピカピのごわごわです。色もむらだらけですが大丈夫でしょう。
コバはボロボロ、靴底はかかとが少し斜めかな。ソールはカーキ色なので黒シューグーにするか透明シューグーにするか、、。

ともかく、まずは革全体に油分を与えましょう。
ミンクオイルを塗って1日放置。油分を吸って柔らかくなるので、さらに靴クリームを塗り色味も整えます。

途中の写真を撮っていませんが、次はコバの修理。
「コバコート 補修」とかでググると沢山出てきます。
ボロボロのコバでしたので、3周ほど回りまして、、良い感じに!

左が補修済み、右が補修前です。良い感じですね。


コバはこんな感じ。見違えるようです。
靴底もちらっと補修していますが、失敗。やりなおします。

靴底もがっつりやり直しました。シューグーは部分的に使うのはなかなか難しいかも?あまり使ったことがないので、いまだコツがつかめず。

そして、右往左往しながら完成!

これからゆっくりと足に馴染んてくれることでしょう。
靴ひもはボロボロのままなのでそのうち購入しようかと。
そのうち、つま先をテッカテカにしてやろうと思います。

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