それは靴かなあと思ったりします。
フォーマルな靴とは全く異なり、機能性に重きを置いたランニング、クライミング、ビンディング、登山靴と多岐にわたります。
サバイバルゲームのブーツもそうですが、機能性としては登山靴と安全靴を組み合わせたようなイメージです。
しかし、サバゲーはインドアとアウトドアに分けることができ、アウトドアはさらに山岳系と荒野系に分けられそうな気がします。
簡単に書きだすとこんな感じ?
■インドアに求められる機能
足音がしない
BB弾を踏んでもソールの間にめり込まない
■アウトドア(山岳系)
迷彩効果
夜露などに対して水が入り込まない
泥で滑らない
■アウトドア(荒野系)
大きめの砂利を踏んでも痛くない
砂利、砂で滑らない
■アウトドア(共通)
靴の中に砂や砂利が入り込まない(ハイカット)
■すべてに共通
足首の捻挫予防
踏み抜き防止
つま先の芯までは必要ない
それぞれのフィールドに行くのですが、全てを満たす靴を選ぼうとするとなかなに難しく、選択肢は大きく二つとなります。
1、状況を2つに分けて、2種類の靴を購入する
2、どれかの状況はほどほどにということで、幅広くカバーできる1足にする
じつは、いろいろと趣味がある関係や、もともと靴が好きということもあり、1にしてしまうには家庭内事情的に厳しいものがあります。
同じようなものを2つも買って!!と言われてしまいそうですね。
ということで2の選択肢へ。
では、どの状況を切り捨てるかですが、こちらです。
■アウトドア(山岳系)
迷彩効果
泥で滑らない
本気で迷彩効果を考えると、ガチのコンバットブーツに制限されてしまいますから、まずはここを切り捨て。
次に、”泥で滑らない”というところですが、泥でもハイグリップにしようとすると、そもそもソールのタイプがジャングルブーツ系になります。
また、そもそもそんな状況で森林サバゲーしたことがあるかと思い返すと、悪天候時は帰ってましたwという訳で、求める機能性は絞られてきました。
次に、どんなメーカーにするかですが、フィールドでいろんな方々とブーツ談義を重ねること数回。
海外製メーカーから国産メーカーまで色々な楽しい話で盛り上がります。
共通して言われたことは、amazonとかで売っている、格安系コンバットブーツは論外とのこと。安い分、普段履き程度でも数か月でソールがはがれたり、そもそも強度が足らず足の保護の用をなさないとのことでした。
そして、ブーツ談義をしては、通勤途中の電車の中で靴を調べるという日々。
結果たどり着いたのは、われらが自衛隊の標準装備になっているミドリ安全製の安全靴です。
このあたりの情報は、「自衛隊 半長靴」とか「自衛隊 戦闘靴」などで検索していただくとたくさん情報が出てきて面白いところです。
ミドリ安全については、国内生産で日本人向けの立体構成をしている(機能性をしっかり満たし丈夫、そして安い!!)との事でいいなあと思ったのです。
フォーマルでは海外の靴もあるのですが、走るのは難しかったり、中敷きに相当のカスタムを施さないと1日履けないものも。足の形が合わないんですね。
所持しているスポーツ系の靴は全て国産メーカーですので、ここに答えはあったのかと。
さて、話はミドリ安全 戦闘靴に戻ります。
当たり前ですが、自衛隊に納品されている戦闘靴は一般販売はされていません。
では、近いものを探す必要があるのですが、半長靴に似たものでも数種類あり、調べ上げました。
結論から行くと、サバゲーに最も適しているミドリ安全の安全靴(半長靴)は「ミドリ安全 RT731F 消防 P-4 静電」、「ミドリ安全 RT738F P-4 静電」の2種類です。
いずれも消防隊のための安全靴となり、求めている安全性や踏破性、防水性などを満たしています。
近いタイプでは「ミドリ安全 PRM230F」や「ミドリ安全 RT730F」がありますが、ミドリ安全の方に説明を受けましたところ、サバゲーには向いていないかなあと。
PRM230Fはソールがアウトドアには適しておらず、RT730Fには踏み抜き防止がありません。
フィールドではバリケードの釘がまれにありますからこれはいけない。
結局、さらに比較をしまして、ミドリ安全 RT731F 消防 P-4 静電にしました。
理由は履口の形状(見た目)。
731の方がスッキリしているのです。
メーカーの公式動画はこちら。
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ここで、閑話休題。
サイズの選び方ですが、ちょっと注意が必要です。
この靴、店舗で履いてみるということがなかなか難しく、通販サイトで購入して履いてみるしか選択肢が無いのです。
また、サイジング構成が、足の実寸が25cmの人は25cm表記の靴が適しているというふうに組まれており、いつも通り1cm大きいものを、、、と買ってしますとかなりブカブカに。
こちらの公式ページに足のサイズのはかり方がありますので、まずはここで計測しましょう。
計測結果として、左右とも25cmピッタリ、足囲は242mmでした。
表に照らし合わせると、25cmの靴を買えばピッタリ~少し余裕がある程度に納まりそうです。
実際に、届いた靴を履いてみると、つま先に1~1.5cm程度の余裕があります。
これなら、季節によって分厚い靴下を履いても大丈夫ですね。
さて、ではミドリ安全 RT731F 消防 P-4 静電の問題点について。
用途が消防用なので、靴の後ろにオレンジ色のリフレクターが付いているんですねえ。
こんな感じ。
さっそく、リッパーを使って糸を解いていきます。
接着剤も指でこすれば綺麗に取れました!
糸の穴はメンテを繰り返せば目立たなくなってくるでしょう。
使った道具一覧。リッパーで糸を引っ張り出し、ラジオペンチで引っこ抜く。
残った糸は爪切りで引き抜き、それでもだめなら切る!
余談
同じカテゴリーで異なるメーカーのものではこちらがあります。
殆ど同じ仕様ですので、お好みで。
シモン 防災用安全靴 SS33HIFR-235
ドンケル コマンド R2 レスキュープロ
ああ~サバゲー行きたくなる~
私も全く同じことをしようとしてました笑
返信削除特にリフレクターを取れるかが心配だったので参考になって、とても良かったです。
ありがとうございます。